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花曇り

 これは、桜の咲く時期の曇りや霞んだ空のことを言います。桜の木々を遠くから眺めたときの色が、この時期の空の色に近いことからできた言葉だと言われています。定義が幅広いのは、気象用語ではなく文学的な表現のためです。
 皆さんは桜の咲くころの空と言われて、どのような空を思い浮かべますか?秋のような澄んだ青空を浮かべる人は恐らく少ないと思います。冬から春になると、晴れ、曇り、そして雨と天気が周期的に変わるようになります。晴れるときは大陸の高気圧が移動してきて日本付近を覆います。この高気圧は中国大陸で発生しますが、中国大陸は雨の少ない冬の後で乾燥していてまだ草木も芽吹いていないので、非常に細かい砂埃が舞い上がりやすいのです。だから天気としては晴れるのですが、秋に比べると霞みやすいんです。春霞という言葉がある所以です。霞の程度がひどい場合は、黄砂となります。
 私は春霞や上空の薄雲程度の明るい曇り空が「花曇り」という言葉のイメージにピッタリなのですが皆さんは如何でしょう。下の画像はどれも桜の咲く頃に撮ったものなので花曇りの定義としては合っていますが、どんよりと曇ったときはちょっと違うかなと思うんです。だから放送では明るいときだけ使うようにしています。
晴れに近い春霞
春霞
高層雲で明るい曇り
高層雲
層積雲でどんよりと曇り
層積雲
乱層雲で雨降り直前
乱層雲

カウンタ
(2003.3.28~)