メニュー

トップ

感風読雲

空模様

二十四節気

気象画像

荒天資料

お天気用語集

海の中

掲示板

リンク

参考図書

地震の記録

アンケート

グアムの空

guam3  7月。雨期のグアムに訪れましたが、スコールに一回も遭わず晴天に恵まれました。現地ガイド曰く「今年は風が強く、湿度が低くて、寒い」とか。流石に寒いことはないけれど、夜は風が随分と心地よく感じました。ラニーニャ現象の影響で北東の貿易風が強く、更に太平洋高気圧が強まりグアム付近も覆われスコールなどが起こりにくいことが原因でしょう。
 それにしても、グアムの空は青さが深い。眺めていると吸い込まれそうな青さで、積雲が強い日射しに照らされると青と白のコントラストが見事です。ビーチチェアーに座って空を眺めているだけで十分幸せな気分になれます。工業地帯などが近くにないからこんな綺麗な青空なんでしょうね。羨ましい。
 ビーチサイドに立つホテルの部屋から水平線を眺めていると、モクモクと積雲が発達し、接近してきます。そして、ビーチから数キロ先の海上でスコール。ホテル周辺は晴れているのに、この雲の下は土砂降りなんでしょうね。雲が発生し、発達し、そして降水に至る様子を実験室で眺めているようでした。
 グアムでお天気キャスターになったら「晴れ時々スコール」ってコメントしてばっかりだろうなと思います。楽だけど仕事にならないでしょうね。それじゃ。四季があって、周期変化をする日本の天気キャスターで良かった(かな)。
guam1
guam2  朝、目を覚ましてカーテンを開けると空には虹が。早起き(?)は三文の得ですね。
 グアムの天気変化は、簡単に言うと北東風に乗って積雲が流れていくだけなのですが、強い日射のためあちらこちらで対流活動が活発になり、積雲が雄大積雲まで発達し、スコールを降らせると今度は消滅。時間と空間スケールの小さい気象現象なんですよね。このため、晴れたり曇ったり雨降ったり虹出たりととても短時間に変化をします。本当に空を眺めているだけで飽きません。海の向こうに広がるフィリピン湾は台風の生まれ故郷ですから、思い入れも大きくなります。
 今度グアムに行って、税関を通るときに目的を訊かれたら、”Sightseeing”と言わずに”Skyseeing”って言おうかな。税関のナイスガイもニヤッて笑ってくれるでしょう。

 

カウンタ
(2003.3.28~)